1年の歳月

昨日、久しぶりに寺岡恒一さんのお母様に
お会いした。
朝、どんより曇った空で雨が降りそうな空模様だったが、霊園に着いた時には薄日が射して暑いくらいの気温になった。
昨年、連合赤軍の全体像を残す会の皆さんと
ご一緒した時のような爽やかな秋晴れとはいかなかったが、あの時を懐かしく思い出した。
午後、寺岡さんのお宅にお伺いした。
庭の柿の木は、今年は当たり年ではないため、柿の実がほとんど実らなかったそうだ。
去年は残す会の皆様と一緒にたくさん実った柿を、おすそ分けしていただいたことを懐かしく思った。
あれからもう一年が過ぎようとしている。
恒一さんのお母様は今年92歳になられたそうだが、年齢を感じさせないくらいお元気なご様子で安心した。
寺岡さんはお元気なうちはできるだけご自宅でご自身の意のままの生活を長く続けたいそうだ。
しかし時には、介護の助けを借りて家事などの支援をお願いしてみたい気もするし、
デイサービスの利用も考えることもあるのだそうだ。
もし寺岡さんが、介護士の杉崎ミサ子さんの支援を受けることができたら、

杉崎ミサ子さんだったらどのような在宅支援をするのだろうか、などと考えてしまった。
寺岡さんはご高齢で、そろそろご自身の介護保険を利用したいと考えていらっしゃるようだった。
寺岡さんにお会いすると、また近いうちにお会いしてもっと色々なお話をお伺いしたいという思いに駆られる。
ただ、時間は待ってくれない。
歳月が、年を重ねるごとに重みを増していくように感じた。