謹賀新年

「手のわろき人のはばからず文(ふみ)書き散らすはよし。見苦しとて人に書かするはうるさし」吉田兼好徒然草
「悪筆でもかまわず手紙(特に恋文などの私的な手紙)を筆にまかせて書くのは良い。
しかし字が下手だからと言って誰かに代筆させた手紙は不愉快だ。」


元日に届く年賀状は、やはり嬉しいものだ。それと友人や知人の消息を知ることができるから楽しくもある。
最近はメールでの年賀状も多く、年賀はがきをいただく枚数も少なくなってきたが、いずれにしても年賀状をもらうと嬉しく思う。
逆に連絡がないと、どうしたのだろうかと不安に感じて急いでメールで消息を尋ねたりする。

年賀状もほとんどが印刷で手書きのものは貴重だ。
私はせめて、宛先のお名前だけは手書きで書こうと思っている。

あけましておめでとうございます