時効なき犯罪

「リンチで殺された寺岡恒一君は弟の高校の同級生だった。
家にも遊びに来た。
母は狂乱状態だったし自分も食事をしていると吐き気がした。」
元べ平連(ベトナムに平和を!市民連合)井上澄夫氏の
コメント


寺岡恒一さんは、中高一貫校進学校を卒業した。
同じ学校に6年間通学したので、長年の友情があったらしい。恒一さんの高校時代の同級生や友人たちが、命日の1月15日にお墓参りをして、
時にはご自宅でお母様にもお会いするとのことである。
去年も何名かの同級生が寺岡さんのご自宅を訪れて、その中に井上さんというかたも
いらしたそうだ。そのかたは、あのべ平連の井上澄夫氏の弟さんなのであろうか?
寺岡恒一さんは3月13日に、帰らぬ人となって凍土の中から発見された。
しかも無残な姿で発見された我が子と対面しなければならなかったお母様は、

とても平常心でいられるはずもない。こんな残酷極まりない犯罪に時効などありえない。
このいまわしい修羅場のような悲惨な現実を事実として受け止めるのに
どれくらいの年月がかかったことか…
恒一さんの素顔はどんな人だったのか、かつての同級生にお話しを伺いたい。

きっと心に残る忘れられない友情があったのだろう。
だから今でもお墓参りに訪れるのであろう。
あと数日で24歳の誕生日を迎える間際に凄惨な手口で命を絶たれて、
さぞかし無念であっただろうかと胸中察するに余りある。
心からご冥福を祈りたい。