2010-06-21 白夜 追想 夏至は昼間の時間が最も長い時だ。 それなのに日本は梅雨のせいで日照時間が 長く感じられない。 夏至はたいてい雨が降るし、 降らなくても空は曇りがちだ。 日の長さを感じられないのは実にもったいない。 こんな時、まだソ連と呼ばれていた時代の首都モスクワの白夜が懐かしい。 夜中の11時でもまだ空は青い。抜群の治安の良さと、女性の社会的地位の高さ… 社会主義の素晴らしさを、まざまざと見せつけられた気がした。 そんな隣国も今はすっかり様変わりしたようだ。 しかし白夜の国であることは変わらないであろう。