展覧会に想う

ペン字の恩師、高田香雪先生の100歳記念展覧会に行って、作品を鑑賞した。
先生の作品の中でも、ご自身で詠まれた俳句を書の作品にしていたのが印象的だった。
とにかく100歳という年齢で現役の書家であり指導者であることに敬意を表したい。
残念ながら高田先生にはお目にかかれなかったが、多くの先生方や、門下生の方々の作品を拝見して、それぞれに立派な作品ばかりで素晴らしかった。
高田先生が2年前に、新聞のインタビューで、「家族と仲良くしていることが私の幸福の
もとです」とおっしゃっていたことを思い出した。
家族や自分の身近な人たちといつも仲良くするのは、簡単なようで意外と難しいことだと思う。
私も習字だけでなく人格において高田先生のような方を人生の手本にしたいと思った。