一寸先は闇

今回の大震災は私も心身ともにすごく応えた。
いまだにおさまらない余震に強い不安と恐怖を感じて
不整脈が頻発して眠れなくなったため、病院を受診して
精神安定剤をもらい、心臓の検査も受けた。
不整脈はあるもののそれほど深刻な状態ではないため、
まずは一安心だ。
ただ狭心症のような胸痛があるため、
ニトログリセリンも常備している。
心臓は、文字通り心の状態を正直に映し出す臓器である。
自分の心の弱さを反映している。
とにかく早く余震がおさまって安眠できる日が来ることを望んでいる。
こんな時、一人で暮らしている寺岡さんのお母様はどうしていらっしゃるのだろうかと
気がかりだ。さぞかし心細いであろう。
せっかくの良い気候の時期に、こんな暗い気持ちになってしまうとは残念でならない。
人生、一瞬先のことは分からないものだ。だから今のこの瞬間を大切に生きていたい。
今こうして生きていることがどんなにありがたいことか、身にしみて感じて止まない。