茶迷

中国語で「迷」は、日本語と同じ「迷う」の意味だが、その他に「夢中になる」という意味もある。
そして単語の後ろに「迷」をつけると「〜愛好家」
「〜マニア」の意味になる。
たとえば映画マニアは「電影迷」、
切手マニアは「集郵迷」となる。
さながら私は「茶迷」である。特にお茶がもたらす薬効のような作用に興味がある。
お茶には体を冷やすものと暖めるものがある。これから寒さが厳しくなるから、
日本茶よりも中国茶の岩茶や、紅茶がおいしいと感じるようになる。
特に今注目しているのが、暴暴茶である。
これは香港の映画スター、ジャッキー・チェンが紹介して知られるようになったプーアール茶をベースにしたものだ。
暴飲暴食の後に飲むお茶としてジャッキーが考えたそうだ。
消化を助けてダイエットにもなるお茶で、健康維持に飲みたいと思っている。
香港でよく飲まれているお茶はプーアール茶だが、「胃削茶」とも言われるほど作用が強く、空腹時に飲むのは避けたい。
一方、暴暴茶は烏龍茶やバラのつぼみや甘草がブレンドされているので香りと口当たりが良く、食事中や食後に飲みたいお茶である。
どのお茶にも当てはまるのは、殺菌作用と豊富なビタミンである。特にビタミンCの含有量が多い。それでお茶は精神を安定させ、リラックス効果が高い。
季節や体調に合わせて色々なお茶を楽しみたい。